このブログを愛読されている方で、今回はまだマンションや持ち家を持たれていない方向けの記事です。
こんな暑い日は家でゆっくりと涼みたいという方もいらっしゃるかと思います。(私もそうですけど)
これから不動産を購入する方に3つのオススメポイントを教えます。
1.唯一借金をしても良いのは不動産だけ
一番無駄なお金の使い方ってなんでしょうか?
3大キャリアの高いスマホ代?
MNPの違約金?
いやいや、スマホのゲームの課金ガチャ?
人それぞれ意見が異なるかと思いますが、「借金の金利」程、馬鹿らしいお金の使い方はありません。
確かにキャリアの毎月の料金も無駄です。
課金ゲームのガチャも無駄です。(いっときの快感を得られるくらい?)
スマートフォン本体の分割払いをしている方は、おそらくこのブログを長らく愛読されている方にはいないと思いますが、スマホの分割払いは信用情報に乗ってしまいます。
信用情報はすべての金融機関の共有システムなので、万一分割払いを滞ってしまった場合、「信用が無い」と判断され、クレジットカードの新規申し込みや、住宅ローンの借り入れ審査等、今後の人生でお金にまつわることすべてに引っかかります。
併売店、量販店、3大キャリアの代理店など、これまで何人(数十人?)のスマホショップの店員さんに聞いてますが、ほとんどの方は割賦で支払っているそうで。。。(売る側のプロなのに、お金のことは全くわかってない・・・)
また、車をローンで買うのも馬鹿らしいことです。
スマホの分割払いの様に0%の金利ローンであれば構いませんが、金利はたったの1%でも無駄なお金を垂れ流している状態です。
現金一括払いできない車は買ってはいけません。
「私は高級車・スポーツカーの大ファンだから良いじゃん!」という方は別ですが、身の丈にあった車や、カーシェアリング、あるいは大都市に住んでいればタクシーで十分でしょう。
万一車をローンで買っている方で、手持ちに現金の余裕が有る方は、すぐにでも返済するのが賢いお金の使い方です。
クレジットカードのカードローンやリボ払いなんて、お金の使い方としては、この上なく無駄な使い方です。
消費者金融ももちろんです。
これらは一番金利が高いので、絶対にやってはいけません。
最悪負のスパイラルに陥り・・・今後の人生が台無しになってしまう可能性が高くなってしまいます。
しかし、唯一借金をしてもいいのは不動産などの住宅ローンです。
戸建やマンションを現金一括払いされる方は、ほとんどいないでしょう(笑)
99%以上の方は住宅ローンを借り入れすることになりますが、住宅ローンは「積極的」に借り入れるべき借金です。
なぜ住宅ローンを借り入れるべきか?
普段からお金に関しての感の鋭い方ならわかるかと思いますが、住宅ローン控除の制度があるので、実質住宅ローンの借金の金利よりも、住宅ローン控除の金額の方が上回ってしまい、借金した方が得になる逆転現象が発生しています。
え?と思う方、各銀行の住宅ローン金利を見てください。
例えばSBI銀行の変動金利の場合、金利は0.475%。
住宅ローン控除は1%分の住民税が控除されます。
つまり約0.5%分得してしまいます。
詳しくはこちらなど。
住宅ローン控除って、実際いくら戻ってくるの?
こういう背景には、昨今、長期金利が非常に安い金利であることや、デフレ脱却の国の対策などがあります。
住宅ローン控除は当初10年間しか適用されませんが、住宅ローン控除終了後にガツンと期間短縮型の繰り上げ返済をすれば、それ以降支払う金利の総額は大幅に削減されますし、住宅ローン控除適用後の10年後に一括返済するのもいいでしょう。
さて、住宅の話になると、持ち家派VS賃貸派、あるいは戸建派VSマンション派など様々な意見がありますが、長くなるので、今日は割愛します(^_^;)
2.消費税10%増税前に不動産を買うべき
来年10月から消費税が10%になります。
これは大きなお買い物程、インパクトがあります。
人生で一番大きなお買い物と言われるのが不動産。
まだ持ち家をどうしようかなー、と考えているうちに、ぼやぼやしていると消費税が10%になってしまいます。
(正確には不動産に関しては消費税増税の経過措置があります)
消費税率引上げに伴う住宅に関する経過措置
たったの2%増税でしょ?という方、非常に危険です。
5000万円の2%は100万円。
そこに年間約0.5%の金利が上乗せされるので、35年ローンの場合、100万円どころの騒ぎではありません。
これこそ、無駄な出費です。
でも、東京オリンピックが終わったら不動産の価値って下がるんでしょ?という方もいらっしゃるかと思いますが、これに関しても話が長くなるので、今日は割愛します。
3.今日みたいな暑い日こそ不動産物件を現地で見るべき
不動産の新規物件では、建築済みでまだ買い手がつかない物件もあります。
そういう物件は実際の物件を現地で見学することができます。
こういう物件を見る際、今日みたいな暑い日、もしくは真冬の寒い日に見学するのがオススメです。
エアコン無しでどれだけ暑いのか?寒いのか?ということがわかるからです。
今日は風も強かったので、高層マンションなら窓を開けると、どれくらい風が入ってくるか、などもわかります。(おそらく悲惨でしょうね・・・)
都心のごく一部の大人気マンションや建売で建築中の物件を除けば、大抵の物件は見学できるでしょう。
注文住宅なら、住宅展示場でも見学できますからね。
中古物件ならなおさらです。
ということで、こんな暑い日の過ごし方について書いてみました。
ご参考になればと思います(^_^)
ちなみに、私は2009年に数千万円住宅ローンを借り入れして、今から約2年前に住宅ローンは支払い完了してます。(借入先はソニー銀行)


え?どうやって返したの?という方は、これまた話が長くなるので、別の機会にしましょう。