2018年11月28日

【雑談】通信料4割削減について総○省が触れていない内容はまだまだあるんじゃないかな?

スマホの料金に関する昨日の石川さんの記事をご覧になりましたでしょうか?

大手3キャリアが震え上がった、総務省「緊急提言」衝撃の内容 −− 本当に“競争促進”なのか?

これを読むと、まさしく石川さんの言う通り。

これでは、結局消費者の負担が大きくなるという懸念があります。


まず分離プランについて考えてみましょう。

ドコモではdocomo withが、そしてauとソフトバンクは既に分離プランを採用しています。

政府が言っているのは、完全なる分離プランにしなさいということなんでしょうか?

ここで言う完全な分離プランとは、通信キャリアは、ただ単に通信サービスのみ提供し、スマートフォンはすべて定価で販売するという形式です。

例をあげると、現在3大キャリアで通信サービスのみ契約することはできますが(要はSIMだけ発行してもらう)、スマートフォン端末だけ単体で購入することはできません。

キャリアで端末を購入するには、必ず通信サービスも契約しなくてはなりません。

完全な分離プランを提唱するなら、端末単体だけの販売もしなさいと言うことなのか、そうでは無いのかが不透明です。。。

もし完全な分離プランを目指すならば、通信キャリアは通信サービスのみ提供し、端末は販売しない。端末はキャリアが販売することではなく、家電量販店等で販売するということでいいんじゃないかな?(要するに、土管屋は土管屋で徹しなさいということ)


また、誰がどのような形式で、通信サービスを利用しても、一律同じ料金で提供しなさいという意味合いが含まれています。

つまりMNPだと月々サポート等で通信料が割引になるサービス、docomo withの一律1,500円OFFというサービス、こういったものはすべて辞めなさいということです。

auならば、auスマートバリューも廃止しなさいということ。

このような総務省の提言だと、そもそもスマートフォン自体が売れなくなってしまいますよね。。。


政府が突っ込んでいない内容で、有識者が書けない内容としては、特価BLや総合判定NGについてです。

特価BLは廃止、総合判定NGも廃止すべきという議論がされているようには思えません。。。


この際、面倒な議論は辞めておいて、スマートフォンは主に年に1回フラグシップモデルが登場するので、2年縛りを廃止して1年縛りにすればいいんじゃないですかね?

2年縛りはガラケー時代からの慣習なので、2年間の縛りという期間の根拠が、スピード感がある今の時代にそぐわないですからね。

また、記事に書かれている様に違約金の算定根拠は不明瞭であれば、違約金は一律3000円程度なら競争力は高まるでしょう。

1万円は嫌だけど、3000円ならまあ、払ってもいいかなと思えますよね。


以前私のブログで書いた内容でありますが、新規事務手数料3000円もおかしな料金です。

銀行や証券会社に口座をひらくためには、1円もかかりません。0円です。

MNP転出料も同じです。

銀行や証券会社の口座を取りやめるのにも、料金は0円です。

銀行口座から他社の銀行口座に送金する際にも数百円程度かかる場合もありますが、銀行によっては送金料も0円です。

何故MNP転出料が2000円も発生するのか全く理解できません。。。


つまり、新規事務手数料も、MNP転出料も0円。違約金は3000円程度もしくは、縛りは1年間でいいんじゃないですかね?

そうすれば、競争力は一層働くでしょう。


いずれにせよ、政府が民間のビジネスに首を突っ込むこと自体、おかしな話ですし、政府が介入することで、結局消費者の負担増になるのは、容易に予想できます。


一方で、政府は1兆円で戦闘機100機購入するそうで。(戦闘機1機100億円。。。)

F35戦闘機 最大100機追加取得へ 1兆円、政府検討

1台2億5千万のフェラーリの新車で換算すると、戦闘機1機あたりフェラーリ40台。

合計4000台のフェラーリを買うことと同義です。。。。

トランプ大統領からの圧力なんでしょうが、NO!と言えないのがこれまでの日米外交の通例です。

何故100機も?せめて90機なら1000億円も浮きます(笑)





posted by KAREN at 21:43| Comment(0) | スマートフォン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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