以前無駄なお金の使い方で、一番無駄なお金とは「借金の金利」というお話をしたかと思います。
【小ネタ】久しぶりにお金に関する話題をしましょう(^_^)今日みたいな暑い日を有効に使う方法
しかし、住宅ローンは別格で、低金利の今は、逆に借金すると儲かるという逆転現象が発生しています。
今日は折角なので、「賃貸派 VS 持ち家派」のよくある議論です。
今日のWebの記事で、よくある記事を見かけました。
30代家族「家賃補助があるのに、家を買うのは損?」
私の場合、この記事の方よりも、よっぽど優遇されていたんだなーとあらためて思いました。
私は家賃補助(借り上げ社宅補助)が会社から、毎月7万円程出ていました。
当時12万円の物件なので、それなりに立地も広さもいい物件でした。
でも、消費税が8%に上る前に、不動産をとっとと買うのがベターという結論にいたり、週末のたびに不動産物件巡りを楽しんでました。
不動産物件を探すのは楽しいんですよね。
私の趣味というか好きなことの一つが物件の間取りを見ること。
とはいえ、近頃のマンションなどはどれも似たような間取りばかりで面白くはないですけど、いわゆる億ション、具体的には2億円以上の物件の間取りを見ていると結構楽しいです。
例えばこちらの物件。

もちろん、2億円の物件は妄想する程度にしておいて、本題に行きましょう。(妄想することも脳に良いことなので大事なんです)
賃貸派 VS 持ち家派を議論する前に、「私は賃貸派」の方にはさらに2種類の「賃貸派」の方がいます。
1.将来のことも何も考えていない、今の生活に特に不満を持っていないという「消極的賃貸派」。
2.持ち家についても十分過ぎる程検討したけど、自分のライフスタイルには持ち家よりも賃貸がマッチするので「積極的賃貸派」(勝間和代タイプ)
2の方については、御本人が十分検討されているので、今日の論点ではありません。
今日の記事で重要なのは「消極的賃貸派」の方です。
賃貸の痛すぎるデメリット
1.毎月支払っている家賃で持ち家が買える
2.老後になると賃貸できない
なんといっても1。
これはあまりにももったいない。
毎月5万円〜8万円程度支払っているのはあまりにも馬鹿らしいことです。
ケータイの料金とは比較になりません(笑)
未婚・既婚、年齢に限らず、とっとと持ち家を買うべきです。
少々話は脱線しますが、先日私を担当してくれている証券会社のセールスの方とお話する機会がありました。
その証券会社の私を担当してくれている方は、まだまだ入社2年目の若手。
正直言って投資の話をしたら、入社2年目程度のひよっこが、私に勝てるはずがありません。
なので、この前は逆に私が投資のアドバイス。
私「あなたにとって、一番賢い金銭的な投資商品は何かご理解してますか?」
2年目の方「私がオススメしているこちらの投資信託ですかね・・・(^_^;)」
私「あなたはその投資信託にいくら払ってますか?」
2年目の方「え・・・まだ買ってません。」
私「もう一度聞きますね。あなたにとって、一番賢い金銭的な投資商品は何かご理解してますか?」
2年目の方「理解してません・・・(T_T)」
私「入社2年目だったらまだ若いので、今すぐ持ち家を買うのが一番賢い投資ってご理解してますか?」
2年目の方「まだ未婚ですし、将来のことをあんまり考えてないのですが・・・」
私「はい。それでも結構です。今すぐ持ち家に投資すべきです。」
以下略
毎月支払っている金額で持ち家が買えて、さらにその持ち家は自己資産になります。
賃貸で毎月いくら払っても資産は1円も増えません。
極端なことを言ったら、毎月数万円を溝に捨てているのと代わりません。
お金の基本は、家計簿をつけましょうと、何度も記事で書いてますが、賃貸の方で一番多い支出は「家賃代」のはずです。
私も家計簿をつけてから、徹底的にコスト削減をし、会社から7万円以上支給されていても「家賃代は無駄!」という結論になりました。
(また借り上げ社宅制度がいつなくなるかというリスクもありましたが。。。)
もちろん持ち家ならではのリスクはありますが、勝間和代さん程優秀で、老後もそれなりの収入が得られる見込みが十分有る方で、それでもリスクを負いたくないという方ならかまいませんが、リスクを回避することは可能です。
そのリスクヘッジの方法は長くなるので、また別の機会にしましょう。
2もクリティカルなことです。
高齢者になると、賃貸物件をそもそも貸してもらえない場合が多く発生します。
具体的には60歳以上だと物件の借り入れ自体が困難になる可能性が非常に高くなります。
もちろん例外的にURや都営などの公共性の高いサービスなどでは高齢者でも借りることができます。しかもURでは保証人無しでもOKの場合もあります。
しかしながら、そういった物件は、物件自体の数が限られていますし、空き室もあるとは限りませんし(ほとんど抽選)、制限もあります。
制限とは連帯保証人も必要ですし単身の方はNGのケースも多々あります。
例:東京都武蔵野市の場合
またこれらの物件は、ボロい、不便な所に立地しているケースが多いので、将来でも絶対賃貸派!という方は今のうちから調査してもおかしいことではありません。
当然ながら、将来URが存在している保証もありませんが。。。(都営住宅はそもそも都の財政は健全なので破綻することはないでしょう)
【独立行政法人都市再生機構(UR)】含み損解消でも負債は巨額 今後は賃貸住宅の改修に注力
今週はケータイショップのMNPで良い案件ないかなーって、ぼやぼやしていると、1年後には消費税が10%になり、不動産を購入したくても購入するのがより困難になりますし、ワンランク下の不動産を買うことになってしまいます。(行動に移さないことも自己責任)
家を買う買わないは別にして、知識として知っておいて良い入門中の入門のオススメの本はこちらです。(どうしてKindle化されてないんだろう・・・)
こちらは決して万人向けではありませんが、私の友達の中野さんの本も一読の価値はあります。
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(出版当初まだKindle化してなかったので、私は紙の本を自炊(スキャナーでスキャン)して、PDF化して読みました。懐かしいー)
